「命あるものが懸命に生きる大切さを描いてもらえた」…被爆体験描いた絵画が完成
家族とともに長崎で被爆した岡崎満也さん(87)は絵を見ると「亡くなった妹まで描いてくれた」と涙を流して感謝した。水を求めて入った川で多くの人が息絶えた広島の光景を伝えた中川裕子さん(82)も「命あるものが懸命に生きる大切さを描いてもらえた」と話していた。
中川さんに3回会って話を聞いたという宮迫さんは「原爆のことを深く知ることができた。絵が平和を願う被爆者たちの気持ちを次の世代に伝える助けになればうれしい」と話していた。