家康最大のピンチ「伊賀越え」テーマの御城印…3枚並べると伊賀・甲賀の地図に
伊賀越えは、家康の生涯最大のピンチだったとされ、伊賀・甲賀の忍者が逃走を助けたとの伝承がある。伊賀を通る際、家康は現在の甲賀市信楽町にあった小川城を出発し、伊賀市柘植町の徳永寺に立ち寄ったとされるが、どこを通ったかは謎となっている。
3種の御城印は、NHKで放映中の大河ドラマ「どうする家康」で伊賀越えのシーンが近いとみて、城と忍者を研究している編集者の佐藤強志さん(54)(東京)が発案。各城の地元にある店舗が販売を快諾した。
佐藤さんは「御城印を買うために伊賀や甲賀の街を訪ねたら、家康が駆けたルートを踏んでいる可能性もある。歴史ロマンを感じてもらえたら」と話している。
御城印は各400円(税込み)。比自山城が伊賀流忍者店(伊賀市上野愛宕町、0595・21・0792)、小川城が山田牧場・のーふ(甲賀市信楽町神山、0748・82・7877)、和田城が山星商会(甲賀市甲賀町上野、0748・88・2131)で購入できる。