〈Artek Tokyo Store〉の3周年はアイノ・アアルトをフィーチャー!
〈Artek Tokyo Store〉のアニバーサリーは、毎年メインとなるテーマを掲げ、価値観を共有する日本の企業やクリエイターとのコラボレーションを通して、〈Artek〉らしい方法でアニバーサリーをお祝いするのが習慣となっている。
『Artek Tokyo 3rd Anniversary』では、アルテックの創業者であり、経営者のアイノ・アアルト(1894~1949)の人物像と功績をさまざまな面から紹介する。
アイノは、モダニズム建築の巨匠と称される夫のアルヴァ・アアルト(1898~1976年)と1924年に結婚。1949年に54歳という若さで他界するまで、公私に渡るパートナーとして、モダニズムのデザインで社会を良くするという思いのもと、その後のモダンデザインの世界に大きな影響を与える作品を作り出してきた。
アイノは、1935年のアルテック設立時、翌1936年のアルテックストアオープン時、そして“Drawing Office”と呼ばれたインテリアデザイン部門において主導的な役割を担い、アルテックの美学の基礎を築いた。その作品の根底に流れる概念は「美しき日常」──フィンランド語で“kaunis arki (カウニス アルキ)”と表現される。
今回、〈Artek Tokyo Store〉では、「アイノ・アアルト-美しき日常 “kaunis arki”」をテーマに掲げ、世界を舞台に活躍するデザイン・イノベーション・ファームTakramとともに現代のアート&テクノロジーを用いたウインドウとインスタレーションを展開する。
多彩なアニバーサリー特別アイテムも発売する。アイノが1932年、〈パイミオ サナトリウム〉のプロジェクトのためにデザインした《606 サイドテーブル》の天板をサナトリウムの内装に用いた“パイミオグレー”に塗った限定色を20台発売。