体育や合唱含めマスク不要 新学期から
小中高校や大学などで実施される卒業式についての考え方も示し、合唱などが行われる場面を除き、児童生徒と教職員は「式典全体を通じてマスクを外すことを基本とする」とした。保護者には着用を求めるが、触れ合わない程度に座席の間隔を確保できれば、参加人数の制限は不要とした。
校外ではマスク着用の緩和日は3月13日だが、この時期は学校の学年末にあたることから混乱を回避するため、4月1日以降に適用されることになった。文科省は今後、学校向けに具体的な注意事項などをまとめる。また、児童生徒に外すことを強制せず、着用の有無によって差別されないよう指導するとした。
永岡氏は「子供たちが円滑なコミュニケーションをしながら、充実した学校生活を送れるように取り組んでいく」と強調した。