『檀れい、水谷豊監督作で映画初主演 アマチュア交響楽団を主宰する主人公に』へのみんなの感想まとめ
『太陽とボレロ』イメージ映像【動画】
初監督作『TAP THE LAST SHOW』(2017)ではタップダンスを題材に夢みる若者の青春群像とショービジネスの光と影を、第2弾『轢き逃げ -最高の最悪な日-』(2019)では不幸な事故が露わにする人間の心の奥底を描いた水谷監督。第3弾となる『太陽とボレロ』では、ある地方都市の市民交響楽団を舞台に、音楽を愛する普通の人々の人間模様が描かれる。 檀が演じるのは、18年もの間、個性豊かなメンバーとともに活動してきた楽団の主宰者である花村理子。楽団の経営は苦しく、必死に奔走する理子だったが、ついに楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られる。そして、最後にして最高のコンサートが始まることになる。 宝塚歌劇団所属時には月組・星組それぞれでトップ娘役に抜てきされ、数多くの舞台で活躍してきた檀。退団後、2006年には映画『武士の一分(いちぶん)』でヒロインを務め、数々の映画賞を受賞した。その後も『母べえ』『感染列島』『奥様は、取り扱い注意』などの作品に出演。映画初主演を飾る本作では、楽団の主宰者として解散の危機に奔走する等身大の女性を時にシリアスに、時にユーモラスに演じる。 出演にあたり、檀は「水谷豊さんの監督作品ということで、お話をいただいたときは、本当に飛び上がるほど嬉しかったです。花村理子という女性は、弥生交響楽団存続のために奔走する女性、親から受け継いだ家業も抱えています。とにかく色々なことを一人で背負って頑張ってしまう理子さんに共感しましたし、自分のことよりも周りのことを考えて行動している女性だと思いました」と喜びをコメント。(C) 2022「太陽とボレロ」製作委員会 監督を務める水谷は「檀れいさんのお名前が閃いたのは、脚本を書き進めていた時でした。まだ、キャスティングは一切考えていなかったのですが、途中のあるシーンで、ふと彼女の顔が浮かんだのです。撮影していくなかで、イメージ通りであることはもちろん、ご自身の中に華やかさを持っている方だと改めて感じました。つらいシーンの時も、楽しいシーンの時も、その華やかさを映画に加えてくださり、『太陽とボレロ』という作品が、より豊かなエンターテインメントになったと感じています」と熱い信頼を語っている。
あわせて、本作のイメージ映像も公開。タイトルにある「ボレロ」の楽曲にのせて、同じくタイトルにある太陽と、舞台となる地方都市の美しい風景、音楽を愛する人々の姿を垣間見ることができる。(編集部・大内啓輔)次ページは:コメント全文前へ12次へ1/2ページ