『菅直人氏ヒトラー投稿への維新抗議は「どういう意図なのか」 立憲泉代表「党の関与考えていない」』への皆さんの反応まとめ
泉氏は、維新の内部で考え方が統一されていないことや、抗議文を出した意図が不明なことを指摘。菅氏に抗議せず党にのみ抗議したことも「どういう意図なのかなということを感じるところもある」と疑問視した。
■1月末までにツイートの撤回と謝罪を要求
維新の抗議文は1月26日付で、馬場伸幸共同代表から泉氏宛て。菅氏のツイートについては
「言うまでもなく、まったく事実に基づかない妄言であり、誹謗中傷を超えた侮辱と断じざるを得ない。国会議員としてはもとより、人として到底許されるものではない」
と非難する内容だ。立憲との関係については、
「ましてや菅氏は民主党政権下で内閣総理大臣を務め、なおも野党第一党の重責を担う大幹部である。その発言の重大性を真摯に受け止めるべきであり、これを放置するのであれば貴党の責任も問われると考える」
と主張し、1月末までにツイートの撤回と、菅氏と立憲による謝罪を要求していた。
ただ、維新幹部の考え方はさまざまで、吉村洋文副代表(大阪府知事)は1月26日の記者会見で、
「維新の会に対して言われている以上、これは立憲の最高顧問として言われている以上、我々は維新の会として立憲民主党に抗議するのは当然だし、謝罪を求めるのは当然」
と、ツイートが維新について言及していることを問題視。一方、松井一郎代表(大阪市長)は、1月27日の記者会見で
「僕がやっている政策について、『これは例えばどこどこの独裁者の政策と似てるじゃないか』と政策なら、それは僕が反論するけれども。『それは違う』とか、政策の中身の話になる。人の何かを思い起こさせるというのは、これはダメよね」
と話し、ツイートが橋下氏への人格攻撃になりかねない点を重くみていた。次ページは:「どこの何に対して(の抗議)、というところがいまいち不明確」前へ12次へ1/2ページ