『備蓄石油 数十万キロリットル前倒し売却へ』へのユーザーの意見まとめ
新型コロナウイルスからの経済活動の再開を受けて原油価格は高騰が続いていて、岸田総理は24日朝、国が備蓄する石油の一部を売却すると明らかにしました。
これについて、訪問先の熊本県で会見した萩生田経産大臣は、「油種の入れ替えなどの一環として、数十万キロリットルを前倒しをして、このタイミングで売却することを決定した」と述べました。
その上で、「具体的な売却時期や最終的な量は精査している」としつつ、「可能な限り速やかに進めていきたい」と強調しました。
経産省によりますと、9月末時点で国は145日分を備蓄しています。
備蓄放出による今後のガソリン価格等への影響について石油情報センターは、価格は一度は若干下がるが、放出量には限界があり、産油国が供給を削減する可能性もあって、「下げ方は限定される」との見通しを示しています。