1965~66年の北京・上海・蘇州の人々の暮らし、 齋藤康一写真展「中国にて」
1935年東京生まれ、日本大学芸術学部写真学科在学中より林忠彦や秋山庄太郎の助手を務め、その後フリーランスとして数多くの人物写真やルポルタージュを雑誌などに発表してきた齋藤。日中国交正常化以前の1965年に青年文化代表団の一員として初めて中国を訪れて以来、たびたび再訪して都市の変化や農村の景観、庶民の生活などをとらえてきた。
本展では、キヤノンフォトコレクションに収蔵された齋藤の作品の中から、1965年から66年にかけて北京、上海、蘇州で撮影された、人々の暮らしの変化を写し取った49点が展示される。