<今週の本棚・次回の予定>1月7日の書評欄は『パラディーソ』『原爆の世界史』ほか
①若島正さん評『パラディーソ』(ホセ・レサマ=リマ著、旦敬介訳・国書刊行会)
②中村桂子さん評『イノチノウチガワ』(ヤン・パウル・スクッテン文、アリー・ファン・ト・リート写真、野坂悦子、薬袋洋子訳・実業之日本社)
③三浦雅士さん評『原爆の世界史』(アンドリュー・J・ロッター著、川口悠子、繁沢敦子、藤田怜史訳・ミネルヴァ書房)
④持田叙子さん評『太陽諸島』(多和田葉子著・講談社)
⑤渡辺保さん評『松田正隆Ⅰ 夏の砂の上/坂の上の家/蝶のやうな私の郷愁』(松田正隆著・ハヤカワ演劇文庫)
◇「なつかしい一冊」は廣津留すみれさんの思い出の作品
著名人が心に残る本を紹介する「なつかしい一冊」は、バイオリニストの廣津留すみれさんが『そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノ-ト』(はやみねかおる作、村田四郎絵・講談社 青い鳥文庫)を取り上げます。
本の目利きがナビゲートする「話題の本」は、書店員の花田菜々子さんが『日本に住んでる世界のひと』(金井真紀著・大和書房)を紹介します。
著者インタビューは『寒い国のラーゲリで父は死んだ』(バジリコ)山本顕一さんです。
どうぞお楽しみに。(紹介予定の本は変更の可能性があります)