『立憲が共産との閣外協力をやめると言っても、選挙協力を続けるなら同じ事なんだけどな』へのユーザーの意見まとめ
【画像】共産との連携に熱心なこの人はなぜ「共産との閣外協力の何が悪い」と言わないのか
代表選の最大の争点は衆院選惨敗の原因となった共産党との「おつきあいの仕方」をどう総括するかだと思うのだが、まず「共産党との共闘は間違っていたか」という司会者の質問に「はい」と答えた人は一人もいなかった。つまり誰が代表になっても立憲と共産との選挙協力は続く。
次に共産と結んだ「限定的な閣外協力」などの合意については、逢坂誠二氏が「国民感覚から相当ずれていた」と発言したほか、小川淳也、泉健太、西村智奈美の3氏も見直しが必要との考えを示した。僕はこれを聞いて、誰が代表になってもどうやら共産との閣外協力については取り下げるのだなと思った。
共産との閣外協力は枝野前代表が衆院選の前に初めて明言したのだが、世間では「共産の圧力に屈服した」との批判が出ていた。自民は「あちらさんは立憲共産党」(BY麻生太郎)などと揶揄し、結局立憲はこの「共産との閣外協力」という一言で惨敗してしまったのだ。枝野幸男はまともな政治家だ僕は枝野さんが「閣外協力」という言葉を出した時、「この人はまともな政治家だな」と、彼のことを少し見直した。選挙協力する以上そう言うのが筋だからだ。たとえ批判されようと筋を通すことは大事だ。だが同時に「大丈夫かな」とも思ったら案の定、選挙で負け、枝野さんは代表を辞めてしまった。
立憲の次期代表は来年の参院選でこの「共産との閣外協力」という言葉を取り下げるのだろうか。「衆院選は政権選択だから政権の形を示したが、参院選は政権選択ではないので形を示す必要はない」という理屈は「あり」かもしれない。
ただ普通の人が普通に考えたら、選挙を一緒に戦った政党は勝ったら政権に入るだろう。一緒に戦うが政権に入れてあげません、というのはあまりにも虫のいい話ではないか。そういう肝心な部分を説明しなかったり、ごまかしたりしていては有権者の信頼は得られないと思うのだ。次ページは:代表選では相手に殴りかかれ前へ12次へ1/2ページ