「黄金の茶道具」一式に3億円 秀吉ゆかり?の品々、競売で落札
落札したのは茨城県筑西市の広沢美術館。担当者は「緻密な加工で素晴らしい作品。歴史的なものですし、町おこしの一つの目玉にしたいと考えている」と話した。企画展で展示予定。
主催のシンワオークションによると、茶道具は藤堂家に伝わる茶わんや釜、風炉など10点。銀製の茶入れのふた以外は金と銀などの合金製で、金の含有率は80~88%。築城の名手として知られ、後に初代津藩主となる高虎に、秀吉がほうびとして与えたとの言い伝えがあるという。