モモ核の穴はネズミの食痕、奈良 西大寺から出土、8世紀
モモ核の穴は、種子を薬として使用するためや祭祀用に、人が開けたと解釈されることもあったという。モモ核は2006年度の調査で、僧侶が食事をする食堂院の井戸跡から1700個が出土し、うち53個に穴があった。井戸は8世紀末には使われなくなり、食堂院から出たごみなどで埋められたらしい。
堅い殻に覆われた種子を食べるために側面からかじるのは、野ネズミである「アカネズミ」の特徴という。
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