歌麿やドラクロワも。日仏の女性を描いた名画が金貨・銀貨になって登場
傑作記念コイン~時代を彩った、女性たちの輝き~」の予約販売を世界先行の1月16日より開始。全国の主要金融機関のほか、泰星コインでも申し込みができる。
本コインのモチーフとなるのは、今年生誕270年を迎える喜多川歌麿による「婦女人相十品」シリーズ《ビードロを吹く娘》、フランス7月革命を描いたドラクロワの傑作《民衆を導く自由の女神》、18世紀を代表する女性画家ヴィジェ=ルブランの《マリー・アントワネット》の3作品。これらの作品を収蔵する「ルーヴル美術館」や「ヴェルサイユ宮殿」などのグラフィックを組みあわせた独創的なデザインも見どころだ。
本コインを鋳造・発行するのは、世界最古の歴史と芸術性で定評のある「フランス国立造幣局」(モネ・ド・パリ)。造幣局としては世界最古の864年に設立され、その芸術性と独創性、職人による高度な技術を融合したコインは世界的にも高く評価されてきた。
ラインアップは、緻密な彫刻技術で立体的に表現された金貨と、独自の彩色技術で名画を実物さながらのリアルさで再現したカラー銀貨など8種類。金貨およびカラー銀貨はすべて純度99.9パーセントの高品位を誇り、商品購入時には特製ケースと発行証明書がセットになるという。
なお、500ユーロ金貨は、《民衆を導く自由の女神》が描かれ、シリーズ最大の四角型の5オンス金貨(約155g)という仕様。この四角型の5オンス金貨が金融機関で販売されるのは今回が初。全世界の発行数99枚のうち70枚が日本で限定販売されるこの機会にぜひチェックしたい。
単品のほか、金貨3種セットとカラー銀貨3種セットの販売も予定されている。コインコレクターの方はもちろんアートファンの方もぜひ、日仏の名画を記念コインで楽しんでみてはいかがだろうか。