八雲の“名作木彫り熊”たちが〈ビームス〉のグッズになりました!
「鮭をくわえた」「黒く塗られている」「猛々しい」……。そうした一般的なイメージのもののみならず、作家性の高い、ユニークかつ幅広い木彫り熊が多く生まれたことから、“木彫り熊の聖地”として知られる、北海道二海郡八雲町。昭和期以降、木彫り熊が北海道を代表する土産物へと成長していくなか、八雲では熊の足裏に共通する「やくも」の焼印を押すなど、そもそもスイスから木彫り熊を持ち込んだ立役者である徳川義親の旗振りのもとで、独自ブランドの推進が行われてきた歴史がある。
その八雲町と〈BEAMS JAPAN〉のコラボレーションによるグッズが、10月5日より発売(現在、先行予約を「ビームス 公式オンラインショップ」で受付中)。また新宿の〈ビームス ジャパン〉でも同日から11月2日まで、グッズを通じて八雲町の魅力を発信するイベント「八雲の木彫り熊」を開催する。
グッズラインナップには、画家の坂巻弓華が八雲の木彫り熊作品をイラスト化したものと、戦前から受け継がれる「やくも」の焼印をあしらったものが。Tシャツ、マグカップや湯呑、トートバッグなど日常づかいできる品々のほか、「熊よけ鈴」の制作も予定している。またイベントでは八雲町の特産品を期間限定発売する。
町を歩けば店先のさまざまな場所で貴重な木彫り熊作品に出会え、また〈八雲町 木彫り熊資料館〉では圧倒的なラインナップのもと、代表作家たちの手による細かなタッチや、その作風の変遷を堪能できる、“聖地”の名に違わぬ八雲町。その空気を東京で、あるいはグッズを通して味わうことのできるチャンスです。
〈ビームス ジャパン〉東京都新宿区新宿3-32-6 TEL 03 5368 7314。10月5日~11月2日。グッズの販売期間は10月5日より年度内。BEAMS公式オンラインショップにて先行予約受付中。
・クリエイターたちをも魅了する“抽象熊”を代表する4名の作家。
スタイリストから陶芸家まで、“モノ知り” がハマる北海道の木彫り熊。抽象的なその姿は、一見ただの木の塊だが、確かに熊を感じる。