『「自分は必要ない」ぼる塾“4人目のメンバー”酒寄希望、育休中“3人での大ブレイク”に葛藤 女性として、芸人としての決断』へのユーザーの意見まとめ
【写真】酒寄さんの息子を膝に乗せる田辺さん「2人に癒される」「座り心地良さそう」
■待望の妊娠とコンビの今後に直面 不安を払拭してくれた田辺さんの言葉
――今や様々なバラエティー番組で活躍中のぼる塾ですが、ブレイクの反響をどのように感じていらっしゃいますか?
【ぼる塾・酒寄】初めて3人の漫才を見た時にすごく面白かったので、絶対にテレビに出られるだろうなという予感はありました。でも、思ったよりも早い段階でたくさんお仕事をいただけるようになった感じがしています。
――「ぼる塾」の結成は、酒寄さんが産休に入られたことがきっかけだったんですよね?
【ぼる塾・酒寄】もともとは、私と田辺さんの「猫塾」、あんりちゃんとはるちゃんの「しんぼる」という別々のコンビで活動していて。私が妊娠してつわりが酷く、予定していたライブに出られなくなった時に、期間限定で「しんぼる」と田辺さんが3人でユニットを組んだのが最初です。
――「ぼる塾」として3人が活動を続けていくことになった時はどう感じていらっしゃいましたか?
【ぼる塾・酒寄】私が産休に入ったら、田辺さんはどうなっちゃうんだろうという不安が大きかったので、よかったなという思いでした。「猫塾」も「しんぼる」も、それぞれ苦労していた時期をずっと近くで見ていたので、「ぼる塾」が日の目を見て本当にうれしかったです。
――妊娠が分かった時、お仕事との両立への葛藤はなかったですか?
【ぼる塾・酒寄】子どもは欲しかったので妊娠が分かった時はうれしかったのですが、猫塾の活動とは別枠で考えていた部分があって。うまく言えないんですけど、田辺さんと一緒にいるのが楽しすぎたんです。のび太くんとドラえもんじゃないですけど、のび太くんって部屋でドラえもんと過ごしている時は、いつかドラえもんが帰っちゃうって思いもしないじゃないですか。そんな感じで、この時間が一生続くと思っていたので、妊娠が発覚して、急に現実味を帯びた感じでした。
――相方の田辺さんに打ち明ける時、不安はなかったですか?
【ぼる塾・酒寄】妊娠を告げたら、私の意見を聞く前に田辺さんが、一緒に続けたいと言ってくれたんです。「酒寄さんが続けたい意志があるなら、戻ってくる居場所を私が守り続けるよ」って。いつも「酒寄さんに合わせるよ」と受け身なタイプの田辺さんが、こんなに力強く言ってくれるんだから、安心して産休に入ろうと思えました。
――産休、その後の育休を取ることになった時の心境は?
【ぼる塾・酒寄】私自身は、自分で勝手に作ったルールに縛られがちなところがあって、最初は育休を取ってもいいのか戸惑いがありました。でも、3人が、「前例がなくてもダメって言われないし、大丈夫だよ!」って言ってくれて(笑)。それで心を決めることができました。
――実際に育休とってみて、どんなことを感じましたか?
【ぼる塾・酒寄】まずは、子どもが生まれるとこんなに寝られないんだ!と(笑)。もちろん子どもはかわいかったですけど、お仕事をしていない分、どんどん孤立していく感じもあって。そんな時、3人が毎日連絡をくれたことで、“私、ちゃんと存在してるんだ”って、すごく救われました。次ページは:■自分は必要ないという葛藤と初めての涙…メンバーからの「4人でぼる塾! 私たちが酒寄さんを必要としている」前へ123次へ1/3ページ