渋沢栄一、尾高惇忠の後期展 埼玉・深谷の「渋沢栄一記念館」で5月31日から開催
歴史と民俗の博物館は、大規模改修のため、10月まで全館休館しており、記念館との協力・連携で、栄一と尾高惇忠に関する書画や、その人となり、交流関係を紹介する展示が実現した。後期展では、展示替えの5点を含む計16点を展示する。
栄一が親しんだ書画、尾高家旧蔵の絵画による惇忠の交流関係の紹介に加え、栄一が晩年に人形に託した平和への思いなども紹介さえる。
中でも「渋沢栄一肖像」(和田英作筆)や、栄一の書による「順理則裕」などの博物館所蔵のものに加え、記念館側からは、尾高家から寄付を受けた「尾高藍香先生之肖像」や「紅梅図」(竹本石亭筆)など、普段はお目にかかれないものも展示される貴重な機会となりそうだ。
展示は6月25日までで、午前9時~午後5時。入館無料。5月30日は休館。
6月10日には、午後2時から展示解説を30分程度行う。問い合わせは記念館(048・587・1100)。