サウナ愛好家・谷尻誠&ムロタマユが選ぶ。ととのう! サ活アイテム12選。
空気は温度が高くなると体積が膨張して比重が軽くなるため、上昇する傾向にある。上の方ほど熱くなるサウナで、全身がしっかり温まる前に、頭ばかり熱くなるのはミステイク。頭部をしっかり熱や乾燥から守るために欠かせないのがサウナハットだ。なかでも谷尻さんが愛用するのは〈TTNE〉の《ウールサウナハット》。
「サウナに入る時に必ずかぶるのがこのハット。サウナは、身体を芯まで温めることが重要で、そのためには頭や髪を熱ダメージから守るハットが必要なんですよね。〈TTNE〉のサウナハットは、熱伝導率の低い地厚のウール生地を使っていて、しっかり高熱から頭を守ってくれるから、存分にサウナを楽しめます」
ハットのトップにはループがついていて、使用後に乾かしたり、フックにかけて収納することもできる。また、形崩れしにくく、コンパクトに折り畳めるのもポイント。デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムだ。
公式サイト
日本生まれのサウナアパレルブランド〈トゥット〉とフィンランドのテキスタイルブランド〈フィンレイソン〉がコラボしたサウナストール。60×180cmの横長サイズは「サウナマットとしても使えます」とムロタさん。
「フィンランドでは、“自分の汗は自分で持ち帰る”のが基本。テントサウナや公衆サウナに行く時は、自分専用のサウナマットを持参する場合が多いです。日本のサウナ施設では、パイル地のタオルがあらかじめ敷いてあることがほとんどですが、自分専用のサウナマットが一枚あると快適度が違います」
「〈トゥット〉の《フィンレイソン コラボレート サウナストール》は汗拭き用のタオルとしても使えますが、サウナベンチに敷けばサウナマットに。さらりとした質感で、直接肌に触れると気持ちがいい。吸水性が高いので、自分の汗をしっかり吸ってくれます。一般的なサウナマットは無地のものが多いですが、これは〈フィンレイソン〉のオリジナルの象柄がキュート。外気浴中は上半身をすっぽり覆うストールとして使え、冷えから守ってくれます。また、気軽に買える価格帯もいい。こまめに洗濯をするので、気兼ねなく使えるかどうかはサウナアイテムを選ぶ時の大事なポイントです」