『坂上忍「バイキング」来春打ち切りではしご外された! 局内にアレルギー蔓延』へのユーザーの意見まとめ
【写真】〝息子〟にやさしい坂上忍
ここ数週間、「バイキングMORE」と坂上を巡ってさまざまな情報が飛び交っていた。打ち切りがささやかれ、その一方で局内からは「来春までに後継番組が間に合わないのでは」と、心配する声もあがっていた。フジ局内もザワついていた中、ここにきて一気に動いた。
「近々スタッフに連絡が行く予定で、週明けにも正式発表となります」(フジテレビ関係者)
「笑っていいとも!」の後継番組として2014年に始まった「バイキング」は、翌年に坂上が総合MCに就任。昨年9月に「バイキングMORE」と名前を変え、放送枠は1時間増の3時間となった。
気になる打ち切りの理由はというと、ズバリ費用対効果だ。
「どこの局もコロナのせいで大幅に広告収入がダウンしてしまった。そのため、視聴率に見合わない制作費のかかる番組はどんどん斬り捨てられている。『バイキングMORE』は同時間帯でテレ朝、日テレ、TBSに次ぐ4位が定位置。少なく見積もっても年間1億円以上のギャラを支払っている坂上さんの起用は、割に合わなくなってしまった」(別のフジテレビ関係者)
実は、フジテレビは情報・バラエティー番組の全体的な見直しに着手している。合言葉は〝聖域なき構造改革〟だ。
「最初にメスが入ったのが、安藤優子がMCの『直撃LIVEグッディ!』。2015年から始まり、昨年9月に終了となりました。次にターゲットになったのは今年3月に終了した『とくダネ!』です。22年続いた長寿番組であり、小倉智昭は朝の顔でもありましたが、特別扱いはなし。そして今回のバイキングも既定路線だったのです」(同関係者)
裏を返せば、それだけ同局が切羽詰まっている証しでもある。先月には希望退職者を募ることを発表。そんな状況で、低視聴率高コスト番組を抱える余裕はないというわけだ。
そしてもう一つが、フジ内の一部にあった〝坂上アレルギー〟が広がっていることだ。もともとフジと坂上は蜜月関係で、バイキング以外にも多くのレギュラー番組を持っていた。ところがバイキングでの言動などに反発を覚える社員がどんどん増えていった。
「反対派の中には幹部級の社員も含まれており、はしごを外すタイミングをうかがっていた。視聴率がいい時ならば問題にならなくても、下がってくると同時に『外せ!』という声が大きくなっていった。もはやその流れに逆らえなくなった」(制作会社幹部)
坂上はすでに同局でレギュラーをつとめていた「ダウンタウンなう」、「直撃!シンソウ坂上」は終了し、来春以降で残るのは「坂上どうぶつ王国」のみとなってしまった。両者の関係は大きな転換点を迎えた。東京スポーツ