金子遊氏が不貞行為で降板 映画祭ディレクター
同事務局によると、既に死亡したと伝えられている俳優・映画監督の女性が、生前に「K」という人物から性被害を受けたとの内容を、Xに改称した旧ツイッターに投稿していた。
「K」が金子氏だとする指摘を受け、映画祭スタッフが金子氏に事情を聴いたところ、告発内容を否定した上で「(違法行為はないが)過去の不貞行為や、それにより彼女の心を傷つけたことは事実」と認めたという。
スタッフで協議した結果「被害を受けたと主張する人が亡くなった事実の意味は重い」として、金子氏に降板を勧告。金子氏も了承したとしている。
映画祭事務局は「要職にある人間が性加害という重大な問題を問われたことを、心よりおわびする。映画祭として今後、性加害問題にどう対応すべきか検討する」とコメントしている。