マスク外して笑顔 卒業式シーズン到来
卒業式でのマスク着用をめぐっては文部科学省が今月10日、着用せずに出席することを基本とする方針を決定。大阪府教育庁も同様の内容を各校へ通知した。
3年生277人が卒業した府立清水谷高(大阪市天王寺区)でもマスクなしでの出席を原則としつつ、受験生への配慮などから生徒の判断に委ねたところ、約2割の生徒がマスクを着けた。感染防止のため生徒は間隔をあけて着席し、校歌斉唱などではマスクを着用。卒業証書はクラスごとに代表者が受け取った。
日笠賢校長は式辞で制約の多かった学校生活を振り返り「優雅に堂々とした人生を生きてください」とエールを送った。