タイ現代写真の新潮流を探るグループ展「捏水 Kneaded Water」
ハリット・スリッカオ(Harit Srikhao)、カモンラック・スクチャイ(Kamonlak Sukchai)、ナラパット・サカーソンサップ(Naraphat Sakarthornsap)、ナタヤ・タディチャ(Natthaya Thaidecha)は、バンコク近郊で育ち、2000年代以降から繰り返されるタイ国内の政治的混乱を目の当たりにしてきたという共通点を持つ。彼ら/彼女らは、イメージへの積極的かつ継続的な介入を通じて、ルールや権力が人々の無意識に与える影響についての考察を試みている。作家たちは現実とそれ以外との境界面を視覚化することで、より力強い現実を見るものに提示する。 また、本展のキュレーションを担当したバンコク発のアートフォト・プラットフォーム、ARC TRIBEによるポップアップスペースも併設さている。