奈良時代の西大寺北端示す? 瓦に「修理」の文字、発掘調査で出土 2023-07-03 平城京跡(奈良市)の北西部から見つかった築地塀跡が、出土瓦の特徴から奈良時代に東大寺と並ぶ規模を誇った西大寺の北端を限る区画施設だった可能性が高いことが分かり、元興寺文化財研究所が4日発表した。付近は範囲について諸説ある京の張り出し区画「北辺坊(ほくへんぼう)」の推定地でもあり、京北西部の様相を知る手掛かりとなりそうだ。