今日は何の日:2月24日
1873(明治6)年 明治政府がキリシタン禁制の高札を取り除き、キリスト教を黙認。潜伏キリシタンの信仰、外国人宣教師らによる布教活動が事実上自由化された。明治初年、政府は庶民が守るべき事項を記した5枚の高札を掲げた。第3の高札で切支丹(キリスト教)・邪宗門(政府に敵対する宗教)を禁じるとした。徳川幕府の非寛容な宗教政策を踏襲したことに、欧米列強は強く反発。政府は外交顧問シャルル・ド・モンブランの「当面は黙許するのがよい」との進言を受け入れ、第3の高札を撤去した。
1972(昭和47)年 新幹線新大阪-岡山間の延伸開業を前に国鉄は、新型車両開発に向けた速度向上試験を実施。この日開業前の山陽新幹線姫路-西明石間の上り線で、当時の日本国内の鉄道車両最高速度記録となる時速286キロを達成した。車両は0(ゼロ)系をベースに改良が加えられた2両編成。新型車両開発は国鉄民営化の動きなどにより遅れ、85(昭和60)年に0系の後継車両が100系として登場した。
1989(平成元)年 昭和天皇の大喪の礼が国の儀式として新宿御苑で行われた。163カ国の代表も含め内外の要人9800人が参列。大喪の礼が終わると、昭和天皇は八王子市の武蔵野陵に埋葬された。