東大寺二月堂「お水取り」始まる 奈良時代から1272回目
修行に勤める11人の僧侶「練行衆」が二月堂本尊の十一面観音菩薩に懺悔し、人々の幸福を願う。寺にこもり、激しく床板に身をたたきつける「五体投地」などの修行を続け、15日に満行を迎える。
午後7時ごろ、長さ約6メートルのたいまつを担いだ世話役の「童子」が燃え盛るたいまつをお堂の欄干から突き出し、駆け抜けると、暗闇に火の粉が降り注いだ。
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