『悩める公明・山口那津男代表 ブチ切れ会見で露わになった“情緒不安定”のワケ』へのユーザーの意見まとめ
岸田首相のっけから大失態! 10万円給付策の「5万円クーポン」なし崩しの“白紙撤回”
敵基地攻撃能力について、山口氏は衆院選告示日の10月19日に「古めかしい議論」とバッサリ切った。なのに、今月6日の岸田首相の前のめりな所信表明後は「現在の状況を捉えどう対応すべきなのか、国民の理解を得ながら確立することが大切」と明らかに後退。この点を突っ込まれ、急に激高したのだ。
「敵基地攻撃能力は『平和の党』の看板を掲げる公明の支持層・創価学会の評判が悪い。だから、選挙前は強く批判し、選挙後に自民に配慮して態度を曖昧にしたのでしょう。それを報道陣に見抜かれ、思わずカッとなったのではないか」(永田町関係者)
敵基地攻撃のみならず、最近の公明はグラグラしっぱなし。全額現金を求めた「18歳以下への10万円給付」も自民からバラマキ批判が噴出。結局、現金5万円を先行給付し、残る5万円分は使途限定クーポン配布案で妥協した経緯がある。
■組織の高齢化に加え、維新の“脅し”に焦り
国会議員への月100万円支給の「文通費」問題も腰が定まらない。世論の不満が高まっていた先月16日、山口氏は午前中の会見で「(文通費の)寄付を検討したい」と慎重だったが、午後には「全額寄付する」と豹変。立憲民主党は文通費の日割り支給や使途公開を可能にする法案を出したが、公明は自民と共に消極姿勢で存在感ゼロだ。山口氏は来夏の参院選に焦りを募らせているようで、7日の会見では「衆院選があった関係で準備が遅れている」と衆院選と参院選との間隔の短さへの懸念を示した。
「高齢化した学会組織の“選挙疲れ”に加え、気がかりなのは衆院選で躍進した日本維新の会の動き。大阪では候補者をすみ分け、選挙協力してきたものの、参院選は不透明です。維新の松井代表が選挙後『公明に今すぐ宣戦布告する必要はない』と発言。いずれケンカも辞さない含みを持たせた。衆院選で維新が大阪で得た比例票は171万超。来夏の参院選で同程度の得票があれば、4人区の大阪選挙区で3人当選が見込め、公明候補がはじかれかねない。その不安もあり、右往左往しているのでしょう」(官邸事情通)
情緒不安定な山口氏の怒鳴り声が、今後はさらにデカくなりそうだ。