「咲くやこの花賞」贈呈式 落語家・桂二葉さんらが受賞
今年で40回目となる「咲くやこの花賞」は、戦後の上方喜劇を代表する俳優・藤山寛美さんが「大阪の文化を元気づけたい」と寄付をしたことで作られた基金をもとに、1983年に創設されました。
対象はおおむね40歳以下で、大阪市が将来の大阪文化を担う人材を「美術」「音楽」などの5部門で選出します。
今年度の「大衆芸能」部門に選ばれた大阪市出身の落語家・桂二葉さん(36)は2021年にNHK新人落語大賞を女性で初めて受賞。
明るい声で演じる独創性の高い落語が唯一無二と評されました。
このほか「美術」部門で現代美術家の國久真有さん(39)、「音楽」部門でオペラ演出家の奥村啓吾さん(40)、「演劇・舞踊」部門で歌舞伎俳優の上村吉太朗さん(21)、「文芸・その他」部門で小説家の一穂ミチさん(45)が受賞しました。