DVDで発達障害児の親や先生に「エール」 支援団体が製作
DVDには、産経新聞夕刊で4~9月、コラム「エール 発達障害のある子と共に」を執筆した同法人代表、国沢真弓さんの講演を収録。発達障害のある長男を育て、千人以上から相談を受けた経験をもとに、子供への接し方のヒントなどを約30分の映像にまとめた。
発達障害の子供を持つ保護者は子供の可能性を伸ばそうと、専門家の助言に従おうとするが、実践できないものもある。本編では、国沢さんは「私ではない人がこの子を育てれば、この子はもっと伸びるかも、という思いもよぎるかもしれません」と呼びかけ、保護者が前向きな気持ちでいるために心がけるべきことを解説している。
また、教員に対しては、保護者によって子供の障害を受け入れるまでの時間は異なり、その後も気持ちに「揺れ」があることを説明し、どのような言葉をかければいいのかを教える。
定価2200円(税込み)。購入方法など詳細は同法人のホームページ(http://marble-family.org/dvd/dvd.html)。