京都・八坂神社本殿の国宝指定 多彩な芸能でお祝い 23日まで
3日は午後0時半から舞殿で記念式典があり、同1時から舞楽の奉納がある。23日午後6時からはちょうちん行列を催し、氏子らが四条通を歩いて締めくくる。
奉納行事は主に境内の舞殿、能舞台で行われる。主な内容は▽5日午後1時、桂米団治さんの落語▽6日午前11時、祇園祭の14の山鉾町が順に祇園囃子を披露▽14、17両日の午後6時、吉本興業タレントの漫才▽20日午前10時、祇園太鼓▽同11時、六斎念仏▽23日午前11時、京舞井上流五世家元・井上八千代さんの地唄舞「倭文(やまとぶみ)」▽同午後2時、祇園甲部、祇園東、先斗町、宮川町の各歌舞会による舞踊――。
また、本殿内部の拝観も再開する。3~6日、11~13日、18~20日のいずれも午後4時半~同6時半、30分ごとに本殿で当日受け付け。初穂料1000円(国宝指定の記念冊子付き)。
詳しい日程などは八坂神社のホームページ(https://www.yasaka-jinja.or.jp)にも掲載している。【南陽子】