将棋、藤井5連続勝率首位を逃す 年度8割以上も2位 2022-03-29 将棋の2021年度の勝率成績が30日に確定し、藤井聡太五冠=竜王・王位・叡王・王将・棋聖=(19)は8割1分3厘(52勝12敗)で2位となり、5年続けての首位はならなかった。勝率8割以上は5年連続となり、1974年から始まった将棋大賞の記録部門で、自らの持つ最多記録を更新した。対局数64と勝利数52は1位。 藤井五冠は9日に21年度の対局を終えたが、勝率で争っていた伊藤匠五段(19)が30日の対局に勝って8割1分8厘(45勝10敗)として1位となり、及ばなかった。 21年度の藤井五冠は棋聖と王位のタイトルを防衛。叡王などを奪取して五冠となり、躍進した。