『日本代表、2位浮上も森保監督続投に疑問。南野拓実、長友佑都をどう扱うつもりか』へのユーザーの意見まとめ
3位だった日本(勝ち点9)が4位のオマーン(同7)に1-0で勝利を飾る一方で、2位だったオーストラリア(同10)が中国(同4)と引き分けたため、勝ち点を12に伸ばした日本は、オーストラリアをかわしB組の2位へ浮上。日本は、残り4試合に勝利すれば、自力で本大会出場をつかむことができる位置まで順位を挽回した。
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オマーンに引き分けたり、敗れたりして、勝ち点を落とすことになれば、解任されても不思議はなかった森保一監督。オマーンに勝利したことで、そのクビはつながることになるのだろう。日本の勝利は喜ばしいことだが、監督が続投することについては手放しで喜ぶ気にはなれない。日本代表に漂う沈滞ムードが、払拭されたわけではないからだ。
オマーン戦。予想に反して引いて構える相手を、日本は必要以上に恐れ、精神的に守備的になっていた。深いラインを敷き、オマーンのカウンターを警戒した。噛み合わせの悪い、面白くない試合となった。
W杯予選は、いいサッカーをすることより、優先されるべきは勝つことだと言われるが、オマーンは日本より2レベルほど低い。前回の敗戦は、だからこそ事件だったわけだ。そんなオマーンに森保ジャパンは、ベトナム戦に続き決定機の少ない試合をした。
伊東純也が決勝ゴールを挙げたのは、試合も押し詰まった後半36分。まさに辛勝だった。
その伊東に左からアシストとなるマイナスの折り返しを送り込んだのは、後半頭から交代出場した三笘薫。そのひとつ前に、タッチライン際で三笘に縦パスを送ったのも、交代出場の中山雄太だ。選手交代が奏功したことは事実ながら、三笘はこちらが再三、代表チームの左ウイングで使うべき選手だと、口を酸っぱくして指摘してきた。
三笘が森保監督から実力を過小評価され続けてきた選手でもあることは事実。東京五輪における起用法を見れば、それは一目瞭然になるのだが、森保監督から冷たい扱いを受けてきたその三笘が、森保監督のクビを救うという構図は、何とも皮肉に見えた。前へ123次へ1/3ページ