『300万円ダウンの中日・京田に同情の声噴出 背景に又吉獲得したソフトバンクとの〝経済格差〟』へのみんなの感想まとめ
京田は14日の契約更改交渉で300万減となる年俸6400万円でサインしたが、プロ5年目にして初のダウン提示に「ダウンとは思っていなかったので、びっくりした」。今季はプロ初の二軍落ちも経験し、打率2割5分7厘で、自己ワーストの6盗塁などの成績ながらも、5年連続規定打席と同100安打もクリアしたとあって「ここまでケガなくやってきたという自負がある。結果も大事だとは思うが、そういう累積という積み上げてきたものも大事だと思うので、そこを評価してほしかった」と渋い表情を浮かべた。
一方、球団幹部は「5年連続で規定打席をクリアしたとしても、基本的にはそれが査定で大きく反映されることはない。あくまで今年1年の成績をみている。それが積み重なってFAの資格になるわけで、そのときにそこでFAの評価をすることになる」と説明した。
しかし、チーム関係者によると「実はソフトバンクにFA移籍する又吉に提示した中日の条件は3年総額4億円とも言われているが、実際はそれよりもかなり低い提示額だったとナインの間で、もっぱらになっている。逆にソフトバンクの条件は4年総額6億円以上の好条件だったようで、両球団の違いすぎる額の開きに中日選手たちはショックを受けている」と指摘する。
そのため、別の球団関係者は「球団はFAを取れば査定が変わると言っているが、結局、あっさり又吉が出て行ったということは変わってないということ。このままでは最短で2年後に国内FA権を取れる京田はもちろん、来オフは高橋周平とか、FA権を取ったら宣言して出ていってしまうことになりかねない」と危惧している。
その上で京田に対し「査定ポイント通り評価するだけでは機械がやるのと一緒。5年連続でけがなくチームを引っ張ってきた京田だけにもう少し気持ち良くサインできるようにできなかったものか…」と擁護する。
近々、FA権を取得する竜ナインの火種はくすぶり続けているようだ。
(金額は推定)東京スポーツ