『韓国、1カ月間でコロナ死亡者1000人超えて病床待機1000人迫る(1)』へのユーザーの意見まとめ
検査者・感染者の爆発的増加で首都圏の医療対応力に対する感染者数は100%を超えた。医療体系が事実上崩壊の危機に面している。まともに治療を受けることができなかった死亡者も続出している。
中央防疫対策本部によると、この日午前0時基準で新規患者は4325人と集計された。月曜日基準で歴代最多となる。接触者の分類も遅れている。会社員のチャンさん(40)は「6日、子どもの塾の同じクラスから感染者が出てきたが、防疫当局から何の連絡も受けられなかった」と話し、不安そうな表情だった。ある感染者はインターネット掲示板に「日曜日に感染が分かったが主人(密接接触者)には木曜日になって連絡がきた。全体的に遅れているようだ」と書き込んだ。患者急増のために「早期検査-追跡-隔離」が核心のK防疫は麻ひ状態だ。
段階的日常回復(ウィズコロナ)をスタートした先月1日以降この日までの約1カ月の間、1044人が死亡したことが確認された。先月2日から35日連続で2桁の死亡者が出てきた影響だ。今月4日には一日70人が亡くなり歴代最多を更新した。延世(ヨンセ)大学予防医学教室のパク・ウンチョル教授の分析によると、一日平均死亡者は▼11月27.6人▼12月44.8人--だ。第3波時の▼昨年12月12.1人▼今年1月16.8人--から大きく増えた。
現場では重篤患者が治療を受ける時間もなく息を引き取る事例が増加している。今月3日、75歳女性が意識低下や呼吸困難などの症状で首都圏の大学病院救急室に運ばれたが亡くなった。病院の医療スタッフは「基底疾患があったからなのか、症状が現れてそれほど経たずに重症化した。救急室に運ばれて3時間後に亡くなった」とし「最近では心肺停止状態で運ばれてくる患者も多い」と伝えた。病床状況も悪化の一途だ。5日基準で首都圏のコロナ重症用病床は86.6%となっている。