文科省、教員研修履歴で共通システム開発 個別課題把握で教員育成へ 2023-06-17 今年4月開始の新たな研修制度で教員個別の受講履歴を残すことになったことを受け、文部科学省が全国の教育委員会が使用することを前提に、教員個別の受講履歴をデジタルで記録する「研修受講履歴記録システム」を開発していることが17日、同省への取材で分かった。新制度では最低受講時間などのノルマがないため、文科省は、個別の受講履歴を教員本人と所属する学校の校長や教委が共有することで個別の課題に沿った教員育成を進め、子供の学びの充実につなげる考えだ。