美術手帖が季刊発行に、より専門性の高い内容に刷新
季刊誌「美術手帖」は、より専門性の高い内容に刷新。アートに関心のある読者とのコミュニティづくりや、世界と日本の美術を繋げるアートメディアを目指すという。
美術手帖は美術出版社が1948年に創刊。1998年12月からはワイン専門誌「ワイナート(Winart)」を刊行し、アートとワインを軸に事業を運営してきた。2015年には民事再生法の適用を申請し、同年カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の子会社であるカルチュア・エンタテインメントが、事業債権に協力するスポンサーとして基本合意書を締結。2017年にはウェブ版美術手帖を開設した。なお2022年2月には、新型コロナウイルス感染拡大に伴う美術館や博物館の休刊情報をまとめた記事において、ウェブメディア「Tokyo Art Beat」の記事の流用があったと認め、ウェブ版美術手帖の編集長橋爪勇介が謝罪した。