• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
ザ・インタビュー システムが生む「ワル」たち 歴史学者・岡本隆司さん著『悪党たちの中華帝国』
2022-10-16
ザ・インタビュー システムが生む「ワル」たち 歴史学者・岡本隆司さん著『悪党たちの中華帝国』

歴史上の何を正とし、何を邪とするかが、常に眼前の政治と直結している中国。歴史学者、岡本隆司・京都府立大教授の新著『悪党たちの中華帝国』(新潮選書・1870円)は、時代とともに移り変わる正邪の評価軸から見える巨大国家「中華帝国」の論理を描き出す。

本書が選んだ「悪党」は12人。逆臣の代名詞的存在である唐の安禄山や、11人の君主に仕えた変節漢と指弾される五代十国時代の馮道(ふうどう)といった〝いかにも〟な名前はもちろん、「貞観の治」で知られる唐の太宗など、意外な人選も多い。

しかし、現代の歴史学の視点に立てば、善政イメージを裏切る太宗の事績やその狡猾(こうかつ)な自己宣伝ぶり、西方異民族のソグド系突厥(とっけつ)人である安禄山が担ったユーラシア規模のダイナミズム、君主個人ではなく「国に忠」を唱えた馮道の忠義観など、伝統的史観の善悪判断では片づけられない複雑な実態が見えてくる。本書はそこから、「中華帝国」が「悪党」を作り出すシステムを逆説的に浮かび上がらせる趣向だ。

「語りたいのはあくまで『中華帝国』で、『悪党たち』ではないのです」

■ ■

12人中、五代・宋代と明代に計8人が配され、これら2つの時代が特に重視されているのがわかる。

「私なりの中国史の見方では、唐代と宋代の間および明末清初。この2つが大きな変革期で、ここを押さえれば中華帝国はつかまえられるというスタンスです」

唐宋変革期の後、中国の政治・経済の担い手は貴族から平民に移行し、中世から近世へと転換していく。2つの変革期に共通するのが社会の制御不能化で、秩序の再構築が統治の課題だった。このうち中原を中心としたコンパクトな帝国を選んで繁栄したのが北宋で、「このサイズならば欧州や日本のようなネーション(国民・民族)が形成され、今の巨大な中国にならなかった可能性も存在した」。だが最終的には明末清初の時期に「中華帝国として一つにまとめるという方向性しかなくなった」と岡本教授は位置づける。

■ ■

「西洋的なネーション概念では、中華帝国が人々をまとめあげるシステムは解けない。しかし現在の国際関係はネーションに基づかざるを得ないわけで、中国も『多元一体の中華民族』を叫ぶことになる。すると国内では多元を一つにする軋轢(あつれき)が生じ、国外からは独裁・強権批判が生じてくる」

そしてこの軋轢は、昔から形を変えて続く問題でもある。広大な領域の多民族を統治する帝国では、絶えずバラバラになろうとする遠心力と、それを阻止せんとする中央の求心力がせめぎあう。「悪党たち」とは、この軋轢を緩和する装置をそれぞれの時代で見いだした人々でもあった。現在の中華人民共和国でも、その事情は変わらないという。「そして時代が変われば、前の時代に正しかったやり方も否定され、『悪党』のレッテルを貼られる。それも含めて一つの装置という気がしますね」

◇

おかもと・たかし 昭和40年、京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。宮崎大助教授を経て京都府立大教授。専攻は東洋史・近代アジア史。著書は『属国と自主のあいだ』(サントリー学芸賞)、『中国の誕生』(樫山純三賞、アジア・太平洋賞特別賞)など多数。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/ed420db1d6de3bf80fcb8aa8f6d41aa2f111272a

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 一力が本因坊初防衛
    2024-05-30

    作曲家ビゼーの窮地を救った傑作オペラ『真珠採り』の聴きどころは?【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-31

    映像化は「作家の意向第一」と小学館が指針
    2024-06-02

    万博無料招待、大阪の学校7割が希望 「不参加」の選択肢ない調査手法に批判も
    2024-06-03

    IT国家の最先端研究を知って 奈良・宇陀市がエストニアへの短期留学事業
    2024-06-04

    “20世紀音楽”の発展に貢献した指揮者、クーセヴィツキー。その偉業とは【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-03

    応挙手本?に描いたトラ甦れ…徳島の寺のふすま絵修復へ
    2024-06-04

    アレクサンダー・カルダー個展「カルダー:そよぐ、感じる、日本」が開催
    2024-06-04

    建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ
    2024-06-04

    横山奈美の個展「広い空に / Big Sky Mind」がN&A Art SITEで開催へ
    2024-06-05

    多摩美術大学がAIやサーキュラーなど5つの最先端のテーマを研究するプラットフォームをスタート
    2024-06-04

    口腔ケアで高齢者を守ろう 「おとなの歯磨き」訪問歯科医が出版
    2024-06-04

    「VOCA展」に関するハラスメント防止のためのガイドラインが制定
    2024-06-05

    週末見たい展覧会5選。今週はTRIO展、吉田克朗展、建築の構造デザインに焦点を当てた展覧会など。【2024年6月第2週】
    2024-06-05

    3日間限定発売! 名作パントンチェアが新たな魅力を纏った限定カラーで登場。
    2024-06-05

    古今東西 かしゆか商店【つづら】
    2024-06-05

    フィギュアスケートにもぴったり! ハチャトゥリアン作曲の『仮面舞踏会』【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    美しくて“かわいい”結びの技  1400年の歴史を誇る「水引」の可能性を探って
    2024-06-06

    安藤忠雄さん設計の美術館名称決まる…香川・直島に2025年オープン
    2024-06-05

    佐渡金山「情報照会」と勧告 世界遺産登録に可能性残す
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛