フリッツ・ハンセン創業150周年! 7名のクリエイターとコラボしたポップアップを伊勢丹で開催。
岩井良太が率いるファッションブランド〈AURALEE〉は、張り地にレディースの洋服向けに開発したテキスタイルを使用した《セブンチェア》と、2種類の色で仕上げた《ドットスツール》を制作。強く主張せず、自然と生活空間に馴染むアイテムを目指したという。「僕にとって最もベーシックな椅子」と岩井が語る《セブンチェア》に使用したテキスタイルは、縦糸が白、横糸がライトグレーで編まれており、光を包み込むような奥行きと立体感を演出する。
ライトグレーとライトベージュの2色を展開する《ドットスツール》は、同アイテムのヴィンテージから倣い、現行品の4本脚ではなく3本脚で制作。何十年も制作をされてこなかった仕様が、このコラボレーションのために復活した。
人気ロックバンド〈サカナクション〉でシーンの第一線を走る一方で、多彩なクリエイターとコラボレーションするプロジェクト「NF」を主催し、インテリアにも深い愛情を持つ山口一郎。今回の企画では、日本の伝統工芸である杞柳細工(きりゅうざいく)を《ドロップチェア》に用いたアイテムを制作した。