博多祇園山笠4年ぶり通常開催、まずは「棒洗い」…各流の舁き山笠・飾り山笠は?
博多湾に面した櫛田神社浜宮では、山笠の舁き棒を洗い清める「棒洗い」が行われた。飾り山笠で唯一、本番に街中を走る八番山笠・上川端通の約20人は、杉の棒に海水をかけて磨き上げた。六番山笠・千代流の小屋入り祭には、男たち約50人が参加。山笠の資材を集めて安全を祈願した。
一方、櫛田神社では同振興会の役員総会が行われた。昨年は新型コロナウイルスの影響で、参加者にワクチン接種やマスクの着用を求める指針を作ったが、今年は策定せず、通常通りの開催を決めた。
この日発表された、街中を走る七つの舁き山笠の標題は、歴史上の人物や故事を題材にしている。7月1日から街中で公開される飾り山笠には、NHK大河ドラマ「どうする家康」や、福岡市で同月開催される世界水泳選手権にちなんだものも登場する。