国際美術館会議(CIMAM)がブエノスアイレスの総会にキュレーター5名を招待へ
CIMAMは世界各地の近現代美術館のネットワーク組織として知られ、社会的な問題への積極的な提言などを行うことでも知られる。今回、CIMAMは在ブエノスアイレス・ブラジル大使館、ゲッティ財団、エロイサ・ハウンデンスシルトの助成を受け、「The
Co-Creative
Museum」と題したCIMAMの2023年年次総会に、世界中から現代美術キュレーター、ディレクター、美術館関係者を5名招待する(トラベルグラント提供)。
参加資格は、資金援助を必要とする近現代美術館の館長やキュレーター。また、現代美術理論、コレクション、美術館を研究・専門分野とする研究者、インディペンデント・キュレーター(活動の大部分が美術館の機能に関連する者)も対象となる。なお、商業的・営利的な活動に関与していないことが望ましいという。
キャリアは不問だが、経験年数10年未満のジュニアディレクターやキュレーターが優先されるという点には注意してほしい。トラベルグラントの受賞者はすべての会議セッションへの参加が可能なほか、昼食や夕食、リフレッシュメントブレイク、旅費(往復エコノミー航空券)、CIMAMが推薦するホテルでの4泊分の宿泊費などが提供される。またグラント期間中はCIMAMの会員となる。応募締切は6月11日午前0時00分(CEST)。若手キュレーターは奮って応募してほしい。詳細は
CIMAMウェブサイトまで。