【1月28日~29日】今週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
世界各地で数多くの鑑賞者を魅了してきた〈ディオール〉の回顧展が、ついに東京へやってきました。〈東京都現代美術館〉を会場に、日本独自の視点も加わり展示内容がアップデート。会場構成を担当したOMA・重松象平の言葉とともに、あらためてディオールの魅力に迫ります。
奈良の春日大社の摂社である「春日若宮」で20年に一度、社殿を新しい状態に整える「式年造替」が行われた。国宝殿では神社のご神宝の他、杉本博司の春日信仰に関する蒐集品や新作が展示されている。
大阪で生まれ、東京で美術を学び、パリで客死した画家、佐伯祐三。パリに渡ってからの本格的な画業は4年あまりに過ぎないが、自分らしい表現を追求し、進化し続けた画家だ。今年、生誕125周年を迎える佐伯の短くも鮮烈な人生を反映した代表作が一堂に会する展覧会が2023年1月から6月まで〈東京ステーションギャラリー〉と〈大阪中之島美術館〉で順次開催される。
硬質さの漂う細密な描法で現代における写実絵画の価値を問い、その変容と拡張に挑む画家・諏訪敦の展覧会『眼窩裏の火事』が、東京〈府中市美術館〉で開催されている。終戦直前に満州へ渡った家族の歴史と記憶を辿るプロジェクト、コロナ禍という制約を逆手にとった静物画の探求、そして90年代から描き、今なお追い続ける舞踏家・大野一雄の肖像などを集めた大規模個展を訪ね、画家に話をきいた。
アンディ・ウォーホルが2度にわたり訪れた京都。彼が特別な想いを抱いたこの地で大規模展覧会『アンディ・ウォーホル・キョウト』が行われ、多くの人が訪れています。本記事では会場を撮り下ろした豊富な写真とともにキュレーターのインタビューをお届け。京都とのつながりの中で見えてくる、新たなウォーホル像にも注目です。
写真家・藤原新也の公立美術館初となる大規模展『祈り・藤原新也』が、〈世田谷美術館〉で開催中。50年超におよぶキャリアのなかで、藤原はいかに写真や制作と向き合い、何を考えてきたのか ── 言葉や被写体、経済などいくつもの観点から、藤原のこれまでを捉えなおす。