新潟・長岡の火焰型土器、英ストーンヘンジで展示 縄文文化紹介
火焰型土器は高さ約30センチで、「岩野原遺跡」(長岡市深沢町)の出土品の一つ。1978~80年の発掘調査で見つかった。特別展を主催する英国の行政機関イングリッシュ・ヘリテージと長岡市立科学博物館の関係者が協議して選定した。
同市の磯田達伸市長は、ストーンヘンジの観光客は年間100万人に上ることから「長岡の誇る火焰型土器を日本文化のシンボルとして海外に紹介できることに大いに期待している」と話した。
特別展は8月末まで。一方、英国・ロンドンの大英博物館には2016年から、同遺跡で出土したものなど火焰型土器4点が常設展示されている。【内藤陽】