中国軍事専門家の平松茂雄氏死去 産経新聞正論メンバー
平松氏は慶応義塾大文学部を卒業後、同大法学研究科博士課程(政治学専攻)を修了。法学博士。昭和42年に防衛研修所(現防衛研究所)に入り、研究室長も務めた。62年から杏林大学社会科学部教授に就任。中国外交や安全保障戦略の研究、評論活動で知られ、『中国の軍事力』(文春新書)、『中国、核ミサイルの標的』(角川oneテーマ21)など多くの著書で中国の軍事的台頭に警鐘を鳴らした。
平成8年から産経新聞正論メンバー。19年にジャーナリストの櫻井よしこ氏が設立した国家基本問題研究所でも25年から顧問を務めた。