『南果歩が元夫・辻仁成と20年ぶり再会 きっかけとなった息子の一言』へのみんなの感想まとめ
【写真3枚】南果歩、タイトなパンツや首回りシースルーの衣装で熱唱(バンド活動にて)。他、フランスのオープンテラスでジャケット姿の辻仁成も「こんばんは、お元気でしたか?」
かつては愛し合い、生活を共にした男女。さまざまな事情から、別の人生を歩むことを選択した2人であっても、長い年月を経て異国の地で再会すると、口をついて出るのは、こんな他人行儀な言葉なのかもしれない。
2020年1月のある日、南の姿は、フランス・パリの瀟洒なアパートにあった。そこで彼女を出迎えたのは、作家・ミュージシャンの元夫、辻仁成(62才)だ。2人が5年間の結婚生活に終止符を打ったのは、2000年のこと。その後は、一度も顔を合わせたことがなかった。
辻の自宅に招かれた南が元夫と対面したとき、柔らかな笑みをたたえながら口にしたのが、冒頭のあいさつ。そこに、怒りや悲しみは微塵もなかった。
実に20年ぶりとなった南と辻の再会。食事会のテーブルに並んだのは、辻の手料理だった。前菜に始まり、メイン、締めの蕎麦まであるコース料理。結婚生活を送っていたときは、キッチンに立つことなどなかった辻がテキパキと料理をする様子を目にして、南は驚いたという。再会のきっかけになったのは、1995年に辻との間に授かった一人息子のこんな一言だった。
「ハーフブラザーに会いたいんだ」
辻には、南の後に結婚した、女優・中山美穂(51才)との間にも息子がいる。南の息子が会いたがったのは、彼の9才年下のハーフブラザー、つまり異母弟だ。 2017年、南の息子は初めて弟と対面を果たした。そのときは、父と兄弟の3人だったが、2020年に南と息子夫婦が一緒に行ったローマ旅行の帰り道、パリ在住の辻に会いに行くことになったのだ。南が語る。
「息子は両親が並んでいる記憶なんてほとんどないはず。その光景を目にすることが楽しみなのか、うれしそうな表情を浮かべながら、道中で『母さん、緊張してない?』と何度も聞いてきたんです。私は『残念ながら、全然緊張してないよ』と笑って返しました。『自分をよく見せよう』と思わずにいると、人は不思議と緊張しないでいられるんだな、とこのとき思いました」
食事会は和やかなものだった。南が陽気に歌い出すと、それに合わせて、弟が楽器を演奏し始めた。
「日にち薬という言葉がありますが、月日を経ると人間関係も変わっていくんですよね。またこんなふうに普通に顔を合わせられる日が来るなんて、人生は、つくづく面白いなって思うんですよ。あくまでも息子を通しての関係ではありますが、またどこかで会うこともあるのかもしれません」(南)
※女性セブン2022年2月10日号