まとめ:ウクライナ侵攻における美術分野での主な動き
オランダ・アムステルダムにあるエルミタージュ美術館の名を冠した美術館「エルミタージュ・アムステルダム」が、ロシアの本館と決別することを明らかにした。「戦争はすべてを破壊する。30年の協力関係さえも。エルミタージュ・アムステルダムには他の選択肢はない。私たちは平和を願っている。そして、ロシアの未来が変わり、エルミタージュ・サンクトペテルブルクとの絆が復活することを願っている」。
>>詳細はこちら
3月3日
ロシア企業傘下にあるオークションハウス「フィリップス」が、3月3日にロンドンで開催した20世紀&現代美術イブニングセールのバイヤーズ・プレミアムとベンダーズ・コミッションの100パーセントをウクライナ赤十字社に寄付することを発表した。
>>詳細はこちら
ウクライナを支援するため、プッシー・ライオットらが2月25日に立ち上げた資金調達プロジェクトが合計715万ドル(約8億2700万円)の資金を調達した。収益はウクライナの非営利団体「Come
Back Live」に寄付される。
>>詳細はこちら
3月2日
ウクライナに対するロシアの軍事侵攻を受け、ウクライナのアーティストや文化活動家が、ロシアへの文化的制裁を求める請願書を公開。
>>詳細はこちら
3月1日
日本の現代美術にフォーカスしたロシアのプロジェクト「Gendai
Eye」。その編集者であるヴィクトル・ベロゼロフが、日本人アーティストに対する支援の呼びかけを実施。
>>詳細はこちら
ヴェネチア・ビエンナーレの主催者が今年の第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展においてロシア館が参加しないことを発表。
>>詳細はこちら
ロシアによるウクライナ侵攻によって、ウクライナの国民的画家であるマリア・プリマチェンコの作品数十点が破壊。ウクライナのオレクサンドル・トカチェンコ文化・情報政策大臣はロシアをユネスコ加盟国から除外するよう要請した。
>>詳細はこちら
2月28日
第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展のロシア館においてキュレーターおよびアーティストが不参加を表明。
>>詳細はこちら
ロシアを代表する私設美術館・ガレージ現代美術館は、ロシアによるウクライナ侵攻に反対するため、すべての展覧会を休止すると発表した。
>>詳細はこちら
2月26日
世界各地の近現代美術館のネットワーク組織「CIMAM(国際美術館会議)」がロシアによるウクライナ侵攻に対し声明文を発表。軍事侵攻を「絶対的に非難する」とし、ウクライナとの連帯を表明した。
>>詳細はこちら
2月25日
ロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシアのアクティヴィスト集団「プッシー・ライオット」らがウクライナを支援するための資金調達プロジェクトを立ち上げ、ウクライナの国旗を使ったNFTを発表した。
>>詳細はこちら
ロシアのウクライナ軍事侵攻をめぐり、第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展のウクライナ・パビリオンのチームが公式声明を発表した。
>>詳細はこちら
ICOM(国際博物館会議)がロシアによるウクライナの領土保全と主権の侵害を強く非難しつつ、博物館の専門家が直面するリスクや文化遺産への脅威に関する懸念を表明。
>>詳細はこちら