大和田良写真展「UNDERWATER」抽象的な美しさを古典技法で表現した作品群
大和田はこれまで、盆栽や仏像、ビンテージワイン、クラシックカー、剥製、活字の原型など、ユニークな被写体が持つ美しさをとらえてきた。それらは常にその背景にあるストーリーとともに、美意識、思想、歴史といった要素を含めて作品化され、印象的なイメージを作り出してきました。
2014年の「剥製図」、2015年の「TYPE」以来、hpgrp GALLERY TOKYOでは8年ぶり、3回目となる本展では、大和田が新潟県小千谷市で出会った錦鯉をテーマにした作品を紹介。力強くも優雅な泳ぎや、暗い水面下での動きが描き出す抽象的な美しさを古典技法で表現した作品をぜひ会場で観てほしい。