社会派ハギス監督に巨額賠償命令 米、性的暴行の訴訟 2022-11-11 【ニューヨーク共同】社会派作品で知られる映画監督、ポール・ハギス氏(69)から性的暴行を受けたとして元広報担当の女性が訴えた訴訟で、米ニューヨークの裁判所の陪審は10日、ハギス氏に対して少なくとも750万ドル(約10億6千万円)を女性に支払うよう命じた。米メディアが伝えた。 女性は、2013年にニューヨークのアパートで性的暴行を受けたとして17年にハギス氏を提訴していた。今回とは別に懲罰的賠償も科される見通しで、賠償金額はさらに膨らむとみられる。 ハギス氏は映画「クラッシュ」でアカデミー賞作品賞を受賞。「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本を担当した。