世界遺産の日本最大古墳は実は30m大きかった? 宮内庁が調査 周囲に9000体の埴輪がズラリと並んでいたか
堺市にある大山古墳は、日本最大の古墳で「世界最大級の墳墓」とされています。
宮内庁が「仁徳天皇陵」として管理し、4年前に世界文化遺産に登録されました。
宮内庁が3月に発表したレーザー測量などによる研究によりますと、これまで486メートルとされてきた古墳の全長は、約30メートル大きい513.3メートル、また前方部の最大幅も従来より30メートルほど大きい342.75メートルの可能性があることが分かりました。
ただし「結果はあくまでも推定」として、公式の全長は変えずに研究を続けるといいます。
ほかに調査では、墳丘を囲む堤付近に約9000にのぼる埴輪がずらりと並んでいたとも試算しています。