大阪府独自の学力調査「すくすく」に挑戦 小学5・6年 同日学テも
すくすくウォッチは、自ら考える能力や情報活用能力などの向上を目的に、令和3年度から導入。学校や日常生活についてのアンケートも行う。今月17~25日の間に実施され、対象は公立小約1千校の約14万人。
学力調査では、文章やグラフなどを見て自分の考えを表現する教科横断型の「わくわく問題」のほか、5年生は国語や算数、理科の教科問題を出題。6年生は理科を受けた。
わくわく問題と教科問題はそれぞれ点数をつけず、模範解答を示しながら、児童が導き出した解答から学習課題を分析。アンケートは好奇心や粘り強さなど、学力調査で表れない児童の個性を評価する。学力調査の結果は7月中旬に対象児童に配布される。
この日は全国の小学6年生と中学3年生を対象に全国学力テストも実施され、府内の小中学校など約1500校の約14万人が試験に臨んだ。1人1台の端末で受験する中3の英語「話す」分野の調査は5月26日までの期間内に実施される。