盛岡城の復元資料、情報に懸賞金 古写真や設計図、最大1千万円 2022-10-08 古写真や設計図を探しています―。国指定史跡の盛岡城復元を目指す盛岡市は、城内に存在した建造物の規模や構造が分かる資料に懸賞金をかけた。額は最大1千万円。天守や二階櫓など主要建物の復元が可能かどうかを検討するためだ。市盛岡城復元調査推進室の菊池祥宏主任は「城への関心を高めるきっかけにもなれば」と期待する。 1874(明治7)年、建物の維持が困難であるとして城内の建物はほぼ取り壊された。写真では、明治初期に西側から天守などを写したものが1枚残るだけだ。市は2010年から復元に向けた情報提供を呼びかけている。