新しい滞在が楽しめるシティホテル40・東京編3
日本で3番目となるフォーシーズンズは、皇居を望む〈Otemachi One タワー〉の34~39階に誕生した。和のエッセンスとコンテンポラリーなデザインが融合したホテルの内装を手がけたのは、ジャン・ミシェル・ギャシー率いるデニストン。レストランやバーは、世界の5ツ星ホテルを手がけてきた〈デザインスタジオ・スピン〉がインテリアを担当した。最上階には20mの屋内温水プールやジムのある〈THE SPA〉があり、大きな窓から東京の街並みを一望できる。
東京都千代田区大手町1-2-1 TEL 03 6810 0600。全190室。2名利用で1室126,900円~(税・サ込)。
長期滞在型アパートメントホテルの先駆けとして、この地で50年続いた〈北野アームス〉が、ラグジュアリーブティックホテルとして再始動した。孟宗竹が植えられた吹き抜けを囲むようにして並ぶ客室のインテリアには、それぞれ「春・夏・秋・冬」のカラーテーマが設けられ、和の佇まいを演出。現代風の茶室を模したティーラウンジや、ミシュラン常連のスペイン・カタルーニャ料理店〈レストラン サンパウ〉など、個性的な飲食店も見逃せない。
東京都千代田区平河町2-16-15 TEL 03 3288 0015。全72室。1室35,000円~(税・サ込)。
1981年にビル・キンプトンがサンフランシスコで創業し、アメリカにおけるブティックスタイルのラグジュアリーホテルのパイオニアとして、世界に75軒以上を展開する〈キンプトンホテルズ&レストランツ〉。日本初となるこちらは、ニューヨークのアートシーンにインスパイアされた、アートギャラリーのようなインテリアに注目を。内装はロックウェル・グループが手がけた。16階のギャラリーではアートエキシビションも行う。リラックスウェアは高橋理子デザインの「円(縁)」をモチーフにした浴衣を採用。