武蔵野市議会「子ども条例案」が委員会で可決 「休息する権利」懸念も
条例案では、子供が休息を必要とする場合、学校の「活動などを休み、多様な居場所で過ごす」ことについて、保護者らの理解が得られるよう市が啓発に努めるとしている。
小美濃安弘市議(自由民主・市民クラブ)は「休息の必要は(条例案で権利の主体とする)子供が判断することになる。混乱のもとではないか」と指摘。市側は「『子供が休息を必要とする場合』ということはきちんとお話しする。理由なく休めるわけではない」などと応じた。小美濃氏は「『休む』という言葉を入れたのは、適切ではないのではないか」と述べた。